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2026年タイのペット保険最新ガイド:マイクロチップ義務化延期の影響と進化する補償プラン

2026年最新のタイ・ペット保険事情を解説。バンコク都の登録義務化延期のニュースから、テレヘルス導入など進化した補償内容、主要保険会社の比較まで、飼い主が知っておくべき重要ポイントをまとめました。

タイの動物病院で診察を受ける犬と、スマートフォンでペット保険の内容を確認する飼い主の様子

2026年タイ・ペット保険市場の大きな転換点

タイのペット保険市場は2026年、大きな変化の時を迎えています。最も注目すべきニュースは、バンコク都(BMA)による「犬猫のマイクロチップ装着および登録義務化」の1年延期です。当初2026年1月10日に施行予定だったこの条例は、登録施設の不足や市民への周知期間を確保するため、2027年1月10日へと延期されました。

引用元:The Nation Thailand(バンコク都議会による条例延期の報道) https://www.nationthailand.com/news/general/40060910

この決定により、保険会社各社は「マイクロチップ未装着」のペットでも加入しやすい柔軟なプランを引き続き提供しています。

2026年の主要なカバー領域と新トレンド

現在のタイのペット保険では、従来の治療費補償に加え、タイ特有のライフスタイルに合わせた新しい補償領域が広がっています。

引用元:CheckDi(タイのペット保険比較プラットフォーム) https://checkdi.com/th/pet/main?lg=en

・オンライン診療(テレヘルス)の統合 インシュアテック企業を中心に、アプリ経由で獣医師に相談できるテレメディシンをカバーする保険が増加しています。渋滞の多いバンコクなどで、病院へ行く前のトリアージとして活用されています。

・第三者賠償責任の強化 タイでも公共の場でのペットトラブルへの意識が高まっており、他人に怪我をさせた場合や物を壊した場合の賠償補償(年間最大15,000バーツなど)が多くのプランに標準で含まれるようになりました。

・葬儀・火葬費用のサポート ペットを家族の一員として送る文化が定着し、万が一の際の火葬費用や、迷子になった際の捜索費用をカバーするプランが一般的になっています。

主要保険会社の特徴

2026年現在、タイで注目されている主な保険会社の特徴は以下の通りです。

・Dhipaya Insurance(ทิพยประกันภัย) 「TIP Pet Lover」というプランが人気です。マイクロチップの埋め込みや事前の健康診断が不要で加入できる点が最大の特徴です。また、飼い主が海外旅行中のペットホテル代(預かり費用)を補償するなど、ユニークなカバー領域を持っています。 引用元:Tip Insure 公式サイト https://ft.tipinsure.com/Pet/index

・Sunday Insurance AIを活用したカスタマイズ型の保険を提供するインシュアテック企業です。専用アプリを通じて飼い主のニーズに合わせて補償内容を柔軟に設計できるため、若い世代の支持を集めています。 引用元:dSurance 公式サイト https://dsurance.easysunday.com/pet-insurance

加入時に注意すべき「待機期間」と「除外疾患」

タイのペット保険では、契約後すぐに全ての病気が補償されるわけではありません。通常、病気による治療には60日間程度の待機期間(Waiting Period)が設定されています。

また、タイの保険特有の傾向として、ダニ・ノミによる疾患、皮膚病、および「狂犬病ワクチンの未接種」が原因のトラブルは補償対象外となるケースがほとんどです。いざという時にスムーズに保険金を受け取るためにも、公的なワクチン接種記録を日頃から整理しておくことが重要です。

タイで犬・猫の役所登録を日本語で代行 - pet id Thailand サービス紹介

この記事の執筆者

海苔naKrap

海苔naKrap

  • 動物医療関連系の会社のマーケティング
  • 広告代理店にて大手ペットフードメーカーのマーケティングを約 5 年経験
  • 在タイ 15 年以上、タイ × ペット事情に精通
  • ペット関連の各種ツールの開発も行う